トップページ > 自転車通勤 > 自転車通勤の傾向と対策
自転車通勤は環境にも健康にも財布にも良いのですが、短所がないわけではありません。
短所をカバーし、長所をいかにして引き出すか。自転車通勤の成功はその点にかかっています。
ここでは自転車通勤の短所について考えると共に、その対策について述べたいと思います。
自転車通勤で辛いのは、雨に降られることです。
雨に降られた場合は、自転車通勤をやめることが最もよい雨対策です(当たり前)。
でも、どうしても自転車で通勤したい場合、次のことに気をつけてください。
自宅から勤務先まで何十キロとある場合、気軽に自転車通勤というわけでは行きません(健脚派なら
「一時間は走らないと走った気にならない!」と、長距離ほど喜ぶのですが・・・)。
この場合、途中の駅まで自転車通勤するという方法もあります。
最初は自宅から最寄り駅まで、慣れてきたら次の駅まで、さらに慣れればその次の駅まで・・・というように、 徐々に距離を伸ばしていくのもいいでしょう。
ただし、駅での駐輪手段は確保しておきましょうね。
自転車通勤だと、近い距離ならいいのですが、距離が長くなると汗をかきます。
たとえば片道30kmの自転車だと汗をかくのでスーツという訳にはいかないですよね?
長距離ならば自転車用のウェアで走るのがベストなわけですが、そうなると着替えの問題も浮上します。
もし会社の近くに早朝営業のスポーツジムがあるなら、そこの会員になって、ロッカーを借りるというのが良い方法です。
ロッカーの中に着替えを置いておき、自転車で到着後、シャワーを浴びて、スーツに着替えて出勤する、という方法があります。
あるいは会社近くのトランクルームを借りる方法。着替えをそこに置いておき、到着後、そこで着替え、
自転車はトランクルームに置いておくという方法。
汗対策としては、濡れたタオルで身体を拭き、制汗スプレーで汗を抑えます。
会社にシャワーやロッカーがあれば一番なんですけどね。
ちなみに、上記のように直接会社に自転車で行かない方法は、職場の人が自転車通勤にあまり理解を示さない(?)場合にも応用できます。
なお、トランクルームはこのようなところがあります。
・キュラーズ
・ハローストレージ
前者は全て屋内タイプ、後者は屋外タイプと屋内タイプがあります。
自転車通勤では、結構通勤時間が予想できます。
何時に家を出れば何時に着く、というのは結構一定していて、予定外に変わることはほとんどありません。
しかし、怖いのは「パンク」。
パンクは不可抗力の部分がありますが、できる限り避けなくてはいけません。
対策として有効なのは毎日の空気圧チェック。
空気圧が低いと段差に乗り上げたときにパンクしやすくなります。
また、空気圧チェックと同時に、タイヤに異常がないか、チェックすることも習慣にしておきましょう。
万が一異常が見られたときは無理せず、今日はあきらめるという姿勢も大事です。
また、タイヤが減っているとパンクしやすくなります。
特にタイヤは後輪のほうが減りが早いので注意しましょう。
タイヤに関しては、耐パンク性能の高いタイヤも出ていますので、自転車通勤ではそのようなタイヤを使うとより安心でしょう。
一例を挙げると、クロスバイク用のタイヤですが、パナレーサーの「ツーキニスト」。
耐パンク性能を徹底的に高めたタイヤとして定評があります。
従来製品に比べ、耐リム打ちパンク性能が1.6倍、耐サイドカット強度が2.8倍アップしているそうです。