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サイクリングじゃ物足りない!という競争心旺盛なあなたにおすすめしたいのが、自転車レース。
大人になってから野球やサッカーを始める人はいませんが、 実は自転車レースは大人になってから始める人がたくさんいるんですよ。
「お父ちゃんいい歳こいて何してんの?」なんて言われながら、休日には早起きして仲間との練習会に励む、 これもスポーツしての自転車の楽しみ方です。
「どうせやるなら目標が欲しい!」「若いモンにはまだまだ負けん!」
そんなあなたには自転車レースをおすすめします。
実際、出勤前や帰宅後、あるいは通勤を利用して練習を積み重ねているオジサンたちが、レースや練習会で若者を引っ張って先頭で走る 「強い人」であるのもよくあることです。
ここでは、ロードバイクを用いた自転車レースを中心に説明します(管理人がロードバイク派なので・・・)。
全国各地で開催されている自転車レースの募集要項は、自転車専門雑誌で調べることができます。
現在、自転車雑誌としては、「サイクルスポーツ」「バイシクルクラブ」「ファンライド」の3誌がメインですが、
なかでもレース情報が充実しているのは「サイクルスポーツ」だと思われます。
自転車レースの主催者のホームページをチェックするという方法もあります。
また、インターネットからエントリーできるシステムも充実してきました。
ところで、自転車レースに参加するために必要なのが「練習」。
特にロードレースでは、集団走行が基本となりますが、これがなかなか難しい。
集団走行にある程度慣れていないと、レースで遅れをとるどころか、危険な走り方をしてしまい、他の自転車と接触して転倒してしまう、
という結果になりかねません。
スポーツ自転車を専門とする自転車店では、たいてい、クラブチームを作っており、チームでの練習会を行っています。
そこで集団での走り方(他人の後について走る方法、先頭交代の方法など)を練習すると良いでしょう。
ロードレースとは、マラソンのように閉鎖した公道、あるいはサーキットなどのコースで行われる自転車レースです。
ロードバイクにのって一斉にスタートし、着順を争います。
ロードレースはほとんどの場合、実力別にカテゴリー分けされていて、
カテゴリーで走る距離が違います(上は150kmくらいから下は10km程度までいろいろ)。
基本的にマラソンと同じで体力(持久力が)が大事な自転車レースですが、他の選手を風よけにして走るための位置取りなど、 頭脳的な戦略も大切です。
ゴール前のスプリント合戦では、初心者クラスでも時速50km以上、 上級者なら時速70kmにも達するくらいのスピードで大変な迫力です。
ロードレースはスリルと興奮を味わえ、闘争心を満足させる自転車レースですが、接触による転倒も少なくなく、 怪我する可能性が低くないのが難点です。
ヒルクライムとは、上り坂だけの自転車レースで、着順を争います。
上り坂だけなので、休むところがなくきついのですが、実は初心者の方にも人気のある自転車レースがヒルクライムです。
人気の理由として、ロードレースと違って、自分のペースで走りやすいこと、ゴールしたときの達成感が格別であること、 転倒の危険性が少なく安全であること、レースコースの景色がいい、などがあげられます。
優勝を狙う人、自己ベスト更新を狙う人、上り坂を走りきることを目標にする人など、 それぞれにざまざまな目標を持って挑めるレースがヒルクライムです。
タイムトライアルはロードレースと同じく、平坦や起伏のあるコースを走り、タイムを競う自転車レースです。
ロードレースと違い、各選手は時間差でスタートします。
個人、あるいは4人一組のチームで走るのですが、他の選手やチームを風よけとして走ることは禁止されているので、
戦術面や集団内でのテクニックに左右されず、自分の地力勝負という面が大きいです。
また、集団で行われるロードレースと違って、接触による転倒がなく、安全性が高いのも特徴です。
しかしながら、タイムトライアルのレースは非常に少ないのが現実です。
管理人の個人的意見としては、タイムトライアルがもっと開催されてもいいのではないか、と思います。
耐久レースはサーキットを利用して行われ、3時間や8時間という長時間で何周回できるか、 あるいは200kmといった長距離を何時間で完走できるか、というものです。
さまざまなレベルの人が同時に走るので、大きな集団になりにくく、比較的安全性の高い自転車レースです。
また、一人で全周回も走り、自己の限界に挑戦することもできれば、数名でチームを作り、交代しながら走ることもできる、というように、 自由度の高い自転車レースでもあります。
センチュリーライドは厳密に言うと自転車レースではありませんが、8時間で160kmを走るという自転車競技です。
他人と競うより、自己との戦いです。
公道で行われるので交通ルール遵守は絶対です。
また、パンク修理などのトラブルには自分で対応することも必要です。
マウンテンバイクのレースには、大きく分けて二種類あります。
「クロスカントリー」と「ダウンヒル」です。
クロスカントリーは起伏のある未舗装路で行われます。特設の周回コースで行われるのが普通です。
マウンテンバイクに乗って一斉にスタートし、着順を争うスポーツで、悪路での自転車の扱い方や、持久力がものをいう自転車レースです。
ダウンヒルは、夏のスキー場など、未舗装路の下り坂を使い、マウンテンバイクで一気に駆け下り、タイムを競うスポーツです。
高速で悪路を駆け下りる自転車のテクニックや勇気が試されます。